▲KAMI-OTO
kickstarter.comでのKAMI-OTO(特許出願中)ファンディングが始まりました。
昨年2017年のTGS(Tokyo-Game-Show)では、Apple Magic Keyboardにかぶせて使うものを提案しました。
また、ショーでのワークショップも行い、ご来場の皆様に楽しんでいただきました。
さて、今回kickstarter.comでファウンディングしている最新のKAMI-OTOですが、その変化のポイントは、何と言っても独自の基板を開発したスタンドアロン・タイプの製品であることです。
まずはその基板を紹介します。
シリコン・ラバーのコンタクト(接触)部と回路基板の組み合わせで、中心にはマイコンを装備しています。ここからUSB-MIDIとアッパーモデルにはBT-MIDIを出力します。キットになっていますが、回路部分は出来上がっておりますので、ユーザーさまはシリコンラバーを取り付けるだけです。上部のダンボール部に加えて、下のようなキット構成になっております。
▲KAMI-OTOセットとオリジナル基板
察しの良い方はお気づきになったと思いますが、この基板にはスピーカーが取り付けられており、電源供給していただくだけで本体で音が出る仕組みになっております。音自体はそれほど良い音は出ない予定ですが、4−5音の和音は出したいと思っております。また、材料費に余裕が出れば簡単なFM音源チップの搭載も画策しております。
また、現在コンタクトの部分や音出しの部分は鋭意調整中です。
2017年の1月にNAMMでお披露目してから、好評をいただき、ブラッシュアップしてきた本機ですが、徐々に強度も増し、またクラフト感も失わず、日本伝統の「折り紙」なテイストも持ち込んだアート作品になっているのではないかと思います。
単体でも使えて、MIDIによる無限の広がりとあわせて、このKAMI-OTO、ぜひファミリーでも楽しんでいただきたいと思っております。